1693回 会長挨拶

26日の日曜日、諏訪グループIMが諏訪湖RCがホストクラブで開催されました。今回、茅野からは、珍しくと言っては失礼ですが、20名を超える多くの方に参加して頂きました。大沢ガバナー補佐は、大沢親分の名のとおり、義理と人情の方ですので、大変喜んでおられました。三村IM実行委員長からも、茅野はたくさん来てくれた、とお褒めの言葉までいただきました。
今回のIMのテーマは「感動」です。第1部は「信じ続ければ、応えてくれる」という演題で、北九州市で、野口石油というガソリンスタンドを経営している、野口社長さんのお話を聞きました。野口社長は、少年院や刑務所の出所者や不登校の少年少女を、自分のガソリンスタンドで雇い、働く場を作ってやり、立ち直りの支援をしている方で、大変感動的な話を聞くことが出来ました。面接に来た人は、どんな人でも、絶対断らずに雇い、又どんなに失敗しても首にしないそうで、野口石油には解雇と言う言葉は無いそうです。軽油とガソリンを11回入れ間違えた子もいたそうですが、解雇しません。人は人との出会いによって、人生を大きく変えられる、という内容の話で、都合が悪く残念ながらIMに来られなかった人にも、例会で聞かせてやろうと、その場では覚えていたんですが、人間は忘れる動物でして、懇親会で1杯やり、二次会の呉竹でしっかり飲んで寝たら、次の日には、ほとんど忘れてしまいまして、お話できないのが残念です。
野口社長は、1日にタバコを20本吸い、日本酒が大好きで1日2合以上飲むそうです。年は74歳だそうですが、60過ぎくらいにしか見えず、大変若々しい方でした。毎日、若い子と接していれば、若々しくいられるのかな、と思いましたので、皆さんも若い子と、どんどん接して、若さを保っていただければいいのかな、と思います。
第2部は、報恩・奉仕・繁栄というテーマで、第2代よねやま親善大使をしている于咏さんの話を聞きました。諏訪RCの三井パストガバナーの話だと、よねやま親善大使に選ばれるのは、大変難関で、100人くらいの応募があり、みなさん優秀な方ばかりで、その中から3人を選ぶのは非常に難しいそうです。今、中国は日本より金持ちがいっぱいいて、日本にも爆買いにたくさんやって来ますが、于咏さんが20数年前に日本に留学した当時、中国は今のように裕福ではなく、于咏さんの家も両親の月収は合わせて3万円くらいで、それでも金持ちの方だったそうです。留学するには150万円前納しなければならず、借金して留学させてくれたそうです。日本に来てからは、アルバイトの毎日で大変苦労されたそうですが、米山奨学生に選ばれて、人生が大きく変わったそうです。米山奨学金をもらった恩を、これからはロータリアンとして、米山に寄付することで返していきたい、と熱く語ってくれました。
お二人の講演を聴いて、大変勉強になったわけですが、1番勉強になったのは、原ガバナーの挨拶でした。1分半少し、2分ありませんでした。挨拶は短く、これが1番です。DSC04725


Last Update:2017年04月17日