1729回 会長挨拶

 皆さん こんにちは
 さて、今月は「職業奉仕月間」です。今日は「職業奉仕」についてお話をさせて頂きます。
 「職業奉仕」という言葉はご多分に漏れずロータリ-用語の中でも、使われることの多さでは断トツと言えるのではないでしょうか
 職業奉仕とはロータリーの原点であり金看板であるとよく言われます。しかし「どうも、職業奉仕は良く解らない」と言う声も、よく耳にします。確かに職業といえば、会社の利益を目的に商いをする行為であります。
 また、奉仕といえば世の為、人の為に利益を求めない行為であります。この正反対の二つの言葉を合体させて、職業奉仕とロータリーでは言うのですから、解りにくいのも無理はないかもしれません。しかし、ロータリーの先人が、この二つの言葉を合体させたところにロータリーの原点があります。
 今、日本のロ-タリ-アンの商売人の基本姿勢は、海外から高い評価を頂いています。その姿勢とは「商売人は、社会に利益もたらすものであり、私利私欲が強すぎては、ならない」あくまで「我もよかれ、人もよかれ、我は、人より、ほんのちょっとよかれ」と日本人特有の謙虚の姿勢で商売をしているから、人々が必ず支え繁盛し、さらに奉仕をベ-スに商売をした結果得られた利益で、奉仕する気持ちを持っているのが日本のロ-タリアンだと言われています。
 最後に私たち、一人一人が自分の職業を通して「奉仕の心」を開発して、自己研鑽し、職業奉仕の重要性を理解して頂きたいと思います。
 そんなお願いをして会長の挨拶と致します。ご清聴ありがとうございました。


Last Update:2018年02月23日