1734回 会長挨拶

皆さんこんにちは
 今日の例会の唱歌は、早春賦を歌っていただきました。
この唱歌の作詞家吉丸一昌さんは大分県の出身で、長野県安曇野に訪れ、春が遅い安曇野に、春を待ちわびる心を書いたと言われています。
 また、安曇野市穂高川の河川敷には、昭和59年4月21日に多くの善意によって、「早春賦」歌詞の石塔が建てられ、ゴ-ルデンウィ-クの緑の日に「早春賦まつり」が開催され、人々が集い大合唱されます。
歌詞の意味が難しい部分がありますので、訳しますと、
 春と名ばかりの風の寒さだなあ-
 谷のウグイスは、さえずろうとしているが、
 まださえずるべき季節ではないと、声も立てない。

 氷がとけ、草木は芽吹き始めたが、
 さあ、春が来たとぞと、思ったらあいにくの
 今日も、昨日も雪の空
と訳されていました。この「早春賦」と「知床旅情」がよく似ていると言われています。両方とも、「春への憧れ」を表した歌であり、私たちの住む茅野にももうすぐ春が訪れる気配がする今日この頃です。
 以上で会長挨拶と致します。ご清聴ありがとうございました。


Last Update:2018年04月07日