1776回 会長挨拶

 春です。卯月です、梅の花がきれいに咲いています。
新しい年号も「令和」に決まりました。この年号も梅の花の和歌から選んだとの事、この「令和」の時代が希望と夢があふれる平和な時代となる事を願っています。
 今日の例会は、公立諏訪東京理科大学 唐沢理事長の卓話です。大変お忙しい中、卓話をお願いしたところ快くお受けいただけ、本当にありがとうございました。後程、お話しよろしくお願いします。
 私達、団塊世代は昭和を40年、平成を30年生きてきました。振り返ると、昭和の時代は終戦後、日本人の持つ優れた勤勉性でめざましい経済発展を遂げ、世界第2位の経済大国に又、一億総中流化社会を作ってきました。夢と希望に向ってひたすら頑張れた時代でした。平成の時代は、バブル崩壊・リーマンショック・阪神淡路大震災・東北大震災と自ら身を縮めて生きる負の印象の強い時代でした。又、格差社会・デジタル化が一段と進み、IT革命AI革命と他人との繋がりが著しくなる個の社会が進んできました。
 まもなく令和の時代が来ます。「令和」の年号は奈良時代の万葉集から選んだとの事。その時代を代表する17条の憲法の第1条が「和を以って貴しとなす」です。個の時代から日本人の良き伝統である全体を考え助け合う人情の厚い「和」の心を重んじ豊かな幸せがいっぱいの「令和」の時代としていきたいものです。


Last Update:2019年05月13日