1772回 会長挨拶

 朝晩の冷え込みがゆるやかになり、日中は気温も上がって日一日と春の訪れを感じる今頃です。
 今日は公共イメージ向上委員会に依るマイロータリーの勉強会です。今年度地区伊藤ガバナーの基本方針はマイローターへの会員登録です。今日の勉強会を通じてマイロータリーへの登録をお願いします。
 今日は、孔子について話したいと思います。2500年を経た今でも儒教の始祖として世界に知られる孔子ですが、本人の人生は決して平和なものではありませんでした。幼少期は貧しく若くして正国である魯の国へ仕官した後、その政変により諸国への亡命生活を強いられたようです。50代の頃ようやく魯の政争が治まったため帰国し、役人として仕官し大臣まで出世します。しかし、長く続かず3年後に魯の政治に失望し再び流浪の旅に出ます。
 それから70歳近くまで10年以上弟子と共に諸国を巡り、盗賊と間違われたり、軍に追われたりと危険な目にあい、更に弟子や息子を次々と失いますが、孔子は決してやけになる事なく道徳の道を貫きました。
 私も、72歳になろうとしている今、これからのまとめの人生を孔子の教えを教訓に頑張っていきたいと思います。

1771回 会報

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1771回 会長挨拶

 毎週同じ挨拶の始まりですが2月13日になっても雪景色らしい雪景色の見られない冬は今まで経験の無い冬です。雪が恋しい今日この頃です。
 論語です。「君子は周して比せず、小人は比して周せず」狭いサークルの中には似たような価値観を持った人間が集まります。見知った間柄で会話するのは楽しいものです。自分の意見も受け入れやすく傷つく心配もないのです。
 しかし自分と同じような意見、同じような価値観を持った人たちとばかり付き合っていると自分もまた偏った物の見方をするようになってしまいます。対立が起こりにくい場は平安をもたらしますが世界が広がらないのもまた事実です。自分の世界を広げたいと思うなら様々な人と幅広く交流、多様な考え方に触れましょう。そうすることでバランス良く深みのある人格を養うことができるでしょう。
 人間関係の幅が人格の深みとなる。深みのある人格を身に付けるよう努力しましょう。
 今日の卓話、朝倉副会長よろしくお願いします。

1773回 会報

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1773回 会長挨拶

 春弥生3月になりました。別れと巣立ちの季節です。夢と希望に胸をふくらませそれぞれの道に歩みはじめる若者にエールを送りたいと思います。爽ちゃんもその1人です。
 今日の卓話はCHUKOらんどチノチノ卒業生、竹下君です。よろしくお願いします。
 今日の論語は「君子重かざれば則ち威あらず」です。リーダーといっても1人の人間ですから、いろいろなタイプがあります。カミソリのように切れるリーダー、寛容で優しいリーダー、気さくなリーダー、もちろんいろいろなリーダーがいていいのですがリーダーに絶対に必要な資質もあります。それは次の5つです。
 1つ、どっしりと威厳あること。
 2つ、学び続ける事
 3つ、社会や人を背かないように誠意を持つこと。
 4つ、お山の大将にならないように自分より優れた人とつきあうこと。
 5つ、間違いがあればすぐに改め実行する事。
「これだけ出来ればどんな人でもリーダーとしてやっていけるのです」と言っています。リーダーでなくてもこの5つの事を常に持ち続けていきたいと思います。