茅野ロータリークラブ30年の歴史の上に31年目に何に取り組むかを、全員で考え今後のクラブの方向性を見出す1年にしたいと思います。

ロータリーを変革しよう
創立から30年が経過して、クラブの意義や会員の意識も創立当時とは大きく変わってきています。東日本大震災を契機として、日本人の意識も大きな変革を迫られていると感じています。会員の減少と高齢化が定着しつつある現状を考えると、ロータリークラブの存在意義をもう一度検討・確認し、その上で強力に会員増強活動を展開して、新たな茅野ロータリークラブの存在意義を見出して行きたいと思います。

ロータリーを楽しもう
会員相互の理解・交流を深めよう。
会員の職業、家族、地域、人間性をお互いにより深く理解することが、ロータリーの目指す親睦の第一歩だと考えます。そのために、会員卓話を、職業・家族・地域・趣味などのテーマを設けて実施したら面白いと思います。また、職場訪問例会やお出掛け例会（会員の経営するお店などでの例会）など、お互いの仕事を通じての相互理解の機会を増やしたいと思います。
また、家族交流行事（家族例会やゴルフ、旅行など）を通じて、会員の家族同士が交流できる機会を増やしたいと思います。2011-12年度カルヤン・パネルジーRI会長は、「いい家庭があるからこそ、いい街ができ、そこで地域社会がいいものになって、国がよくなります。」と会長挨拶の中で述べています。
「ちょっと楽しい、ちょっと役に立つ」例会の企画を考えたいと思います。

ロータリーを発信しよう
あらゆる機会をとらえて茅野ロータリーの活動を発信し、それを会員増強に繋げたいと考えています。新聞等の従来メディアによる情報発信に加えて、ＩＴを活用した情報発信（HP、Weekly、Blog、FaceBook等）を一層強化して、われわれの活動を発信していきたいと考えます。
情報発信を通して、現状の会員の枠を超えた会員の拡大、たとえば女性会員や経営者以外の会員の拡大に取り組みたいと思います。

ロータリーの奉仕事業を考えよう
ロータリーの奉仕事業は、4大奉仕と呼ばれてきた会員奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕から、新世代奉仕を加えて5大奉仕事業へと変わってきました。
会員それぞれの職業奉仕はロータリーとしての基本です。社会奉仕事業は、現状の事業を検証して、奉仕団体として茅野クラブ独自の活動を模索する必要があります。
茅野ロータリークラブは、青少年交換留学生事業や米山奨学生、ロータリー財団国際親善奨学生事業に積極的に取り組み、国際奉仕事業として、同時に新世代奉仕事業として大きな成果を上げて来ました。今後も寄付金募集や精度PR、留学生募集等を含めて力を入れていく必要があると考えます。
さらに30周年を契機に始まった釜山長山クラブとの国際友好クラブ交流事業があります。これも具体的な事業展開を考える時期にきています。
新生代奉仕事業としては、前述の国際事業との連携の他に、「CHUKOらんどチノチノ」を支援する「大人サポート委員会」への参画や、東海大三高インターアクトクラブ・茅野高ボランティア部の支援の在り方も継続して検討していく必要があります。

ロータリーを交流しよう
ロータリー活動をもっと理解し、もっと楽しむために、多くの機会をとらえてロータリークラブの交流を広げたいと考えています。姉妹クラブである島田ロータリークラブや国際友好クラブの長山ロータリークラブ、諏訪グループ内の6クラブ（富士見、諏訪大社、諏訪、諏訪湖、岡谷、岡谷エコー）等を積極的に例会訪問し、例会の在り方やクラブの姿勢を学ぶ機会を増やしたいと思います。
また。地区協議会・地区大会・インターアクト地区大会・RYLA等にも積極的に参加して、ロータリーの交流を楽しみたいと思います。
さらに2012年5月にバンコクで行われる国際大会にも大勢で参加できれば素晴らしいと思います。

ロータリーを拡げよう
会員増強は、茅野ロータリークラブの事業を再点検し、さらに発展させるよい機会であり、そのツールだと思います。茅野ロータリークラブの次なる30年の第一歩として、1年を通じて会員拡大に取り組みたいと思います。そのために、クラブ協議会で茅野ロータリークラブの在り方に関する議論の機会も増やしていきたいと考えています。

1年間どうぞよろしくお願いします。