1685回 会長挨拶

11日の日曜日ですが、今年最後のゴルフに行って来ました。ゴルフ同好会のコンペがありまして、総勢12人で韮崎の甲斐ヒルズカントリー倶楽部でプレーしてきました。初めてやるゴルフ場でしたが、眺めも良く、フェアウエーも広く、良く手入れされた、予想以上にいいゴルフ場でした。シャトレーゼが経営しており、朝はポットにホットワインを用意してあり、飲み放題でしたので、しっかりお代わりして飲ませて頂きました。お昼のデザートやアイスクリームも食べ放題で、しっかり気に入りましたので、また機会があれば、ぜひ行きたいゴルフ場です。少し寒い日でしたが、晴れて絶好のゴルフ日和でした。ただ、午後は強風で距離が合わず大変でした。 私は、浜整之介さん、塚田久さん、石田八重子さんと楽しく回らして頂きましたが、優勝は、アウト36、イン36、グロス72のパープレーで回った浜整之介さんでした。私は、アウト45、イン45、グロスちょうど90で、準優勝でたくさん賞金を頂きましたので、今日もニコニコボックスに大台を入れさせていただきました。残念ながら80台で回って有終の美を飾ることはできませんでしたが、最終18番でチャンスはありました。グリーンの手前に大きな池があり、グリーンは砲台グリーン、おまけにグリーンと池の間はバンカーだらけ、という難しいミドルだったんですが、ドライバーはまずまずの当たりでフェアウエー。フォアキャディーのお姉さんに残りは幾つと聞いたら、150弱と言われたので、風も吹いていたので、5番アイアンを振り抜きました。これが信じられないくらいのナイスショットで、ピン方向へ真っ直ぐ、見事2オン、それもピンがらみのバーディーチャンスでした。ちなみに塚田さんは池へ、整ちゃんと八重ちゃんはバンカーに入れました。グリーンに行って見ると、何と4メートル、よしバーディーで88回。これを意識したのが、大きな間違いでした。下りだったので、1メートルオーバー、まあパーでも89回と思い、返しのパットを打ったところが入らずボギー。結局80台もバーディーも、ボギーですべてパーになりました。(駄洒落です。)これでゴルフシーズンも終わりましたが、1番困るのは、会長挨拶のネタが無くなる事です。これから冬の間、会長挨拶で何を話したら良いのか、ほんとに困ってしまいます。

さて、話は変わりますが、おととい、2016年の世相を表す「今年の漢字」に「金」が選ばれました。「金」が選ばれるのは、4年ぶり3回目。リオデジャネイロオリンピックでの日本人選手の金メダルラッシュや、辞任した舛添前都知事や富山市の議員の「政治と金」に絡む問題、次期アメリカ大統領のトランプ氏の金髪、「PPAP」が大ヒットしたピコ太郎さんのキンキラ金の衣装、などが理由で、最多得票を集めたそうです。私にとっての「今年の漢字」は何かと言いますと、しっかり稼がせていただきましたので「金」、あるいはゴルフばかりやっていたので、ゴルフの和名を調べましたら、孔子の孔に球と書いて「孔球」あるいは、打つ球と書いて「打球」というそうなので「打」、というのもありますが、やはり忙しいと書いて「忙」ではないかと思います。今年は7月からRCの会長ということで、毎週毎週、挨拶を考えなければいけないので、1週間の何と早いことか。水曜日が終わったと思ったら、すぐ又、水曜日と言う感じで大変でした。司法書士会の諏訪支部長もやっておりまして、長ではありますが、実体は雑用係で、これまた忙しかったわけですが、役と言えば、山田の区会議員と財産区の議員もやっており、今年は60の厄年でしたが、役だらけの1年で、本当に大変でした。しかし、何と言っても一番忙しかったのは、本業の仕事です。

今年は超低金利のおかげで、売買の登記が昨年より3割も増えまして、儲かったのは良かったんですが、仕事に追いかけられる毎日で、本当に忙しい1年でした。皆さんにとっての「今年の漢字」は何だったんでしょうか、

 

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1684回 会報

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1684回 会長挨拶

いよいよ師走、早いもので、今年も残り1ヶ月を切りました。60を過ぎると、余計早く感じます。

12月1日には、2016年の新語・流行語大賞が発表されました。

トップ10には、スマホゲームの「ポケモンGO」や豊洲市場の「盛り土」、ピコ太郎の「TPP」ではなく「PPAP」や「マイナス金利」も選ばれました。私はこれでしっかり稼がしていただきました。

なるほどというものが並んでいるわけですが、大賞には「神ってる」が選ばれました。

「神ってる」というのは、25年ぶりに優勝した広島の緒方監督が、2試合連続サヨナラホームランを打った鈴木誠也選手の活躍を表現した言葉ですが、世界で一番「神ってる」のは、あれほどの暴言を振りまきながら、次期アメリカ大統領の座を射止めた、ドナルド・トランプ氏ではないかと思います。

トランプ氏はアメリカでは不動産王として知られていますが、海千山千の勝負師でもあります。

トランプ氏は、1990年、自身の所有するニュージャージー州のアトランティックシティにある「トランププラザ・カジノ」で1人の日本人と2度にわたって死闘を繰り広げました。

その日本人というのは、山梨県の不動産業兼貸金業者「柏木商事」の柏木昭男社長です。

柏木社長は、オーストラリア北部のダーウィンにある「ダイヤモンド・ビーチ・カジノ」で4日間バカラをやり続け、29億円もの大金を手にし、その世界ではハイローラー、つまり高額な賭け金を張る上客、として知られていましたが、トランプ氏は柏木社長に目をつけ、バカラ勝負を申し出ました。

バブル真っ只中の90年2月11日、マイク・タイソン対ジェームス・ダグラスのタイトル戦が東京ドームであり,観戦のため来日していたトランプ氏は、前日のパーティーで柏木社長に会いました。

直後にアメリカで再会した2人は勝負に臨み、わずか10時間の勝負で柏木社長が600万ドル、当時約9億円勝ちました。

5月の再戦では、6日間にわたるバカラゲームでトランプ氏が勝ち、1000万ドル、約15億円を奪還しました。

柏木社長は日本に戻りましたが、数日後「ウォールストリートジャーナル」の一面に、世界で最も派手なギャンブラーとして、彼の記事が掲載されました。

柏木社長はさらにアメリカやオーストラリアのカジノで多額の損失を出し続けました。地下社会の筋から借金してまでバカラ勝負に明け暮れ、92年の正月、河口湖畔に建つ、総ケヤキ造りの自宅の台所で、日本刀でめった切りにされ、死体となって発見されました。 事件は未解決のまま時効を迎え、犯人は結局捕まっていません。

一説には、数億円もの借金を踏み倒されたトランプ氏の所有カジノの筋が、アメリカ地下社会の殺し屋に依頼し、暗殺計画を遂行したとも言われています。

このエピソード一つとっても、トランプ氏のある種の凄さを見せ付けられたような気がしますが、大統領選挙でも、この勝負師としての凄さ、底力で勝利を手にしたのではないかと思います。

トランプ氏にとって大統領選挙は、史上最大のギャンブルだったのかも知れません。

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1683回 会報

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1683回 会長挨拶

先週の24日の大雪には、本当にびっくりしましたが、都心で11月に雪が積もったのは、気象台が明治8年に観測を開始して以来初めて、都心の11月の初雪は昭和37年以来54年ぶりだそうです。この辺でも、11月に15cmも雪が積もったのは、私の記憶にありませんので、正確なことは言えませんが、何十年ぶりのことではないかと思います。

この大雪で喜んだのは、たぶんスキー場関係者の皆さんと、寒天屋さんではないかと思いますが、逆にゴルフ場関係者の皆さんにとっては、シーズンの終わりが雪でクローズになってしまって、大打撃だったのではないかと思います。

私も、26日の土曜日、チェルトの森で今シーズン最後のゴルフの予定でしたが、金曜日に早々と電話があり「クローズです。」と言われてしまいました。

最近は、3回連続でバーディーがでて、11月3日に87で回って以来、93・91・93・92と11月は絶好調でしたので、ぜひ最後、80台で回って、気分良くシーズンを終わりたかったんですが、ほんとに残念です。

もう一つ、ゴルフの話で、ゴルフをやらない方には、大変恐縮なんですが、松山秀樹の話をしたいと思います。

松山は、10月の日本オープンの優勝を皮切りに、1ヶ月で4戦3勝、2位1回で、荒稼ぎした賞金は、実に3億3000万円。世界ランキングも自己最高の6位で、向かうところ敵無しの状態ですが、そのウラで、ある異変が取り沙汰されています。

松山はダンロップと3年9億円に上る大型契約を結んで、ダンロップのスリクソンZR-30というドライバーを愛用していました。ところが、アメリカツアーの初戦から、キャロウェイ製のグレイトビックバーサを使い続けています。

アメリカに本社を置くキャロウェイは、石川遼のスポンサーとしても知られる、ダンロップのライバルメーカーです。

松山の快進撃を商機につなげたかったダンロップにすれば「ため息」どころの話ではありません。メーカーにとってドライバーは、一般ゴルファーの買い替え需要が見込める主力商品で、ブランドイメージにも直結するため、キャロウェイに乗り換えられたのはかなりな痛手です。

ロゴの入ったクラブのソール部分を黒く塗りつぶして分からないようにして、スポンサーへの最低限の配慮はしていますが、実戦でライバル社のクラブを使うこと自体、重大な契約違反ではないのか?という疑問が浮かびます。

その点をダンロップの広報担当に聞いたところ、「確かにキャロウェイのドライバーを使っていますが、弊社の担当者も合意の上です。」と答えたそうです。

松山自身がキャロウェイのドライバーを使いたいと言い出したそうです。

ライバル社が勝手に売り込んだのなら大問題ですが、自分たちがプロの要望に応えるクラブを作れていない以上、文句は言えません。

では、松山はなぜここに来てクラブを変えたのか?その理由はドライバーのタイプの違いにあります。松山がこれまで使っていたZR-30は、ヘッドの体積が420ccと小さく、ボールを捕らえにくいプロ仕様のクラブでした。対するグレイトビックバーサの体積は460ccで素人にも扱いやすいドライバーです。車にたとえると「F1カー」と「ファミリーカー」ほどの差があります。

ただ、ドライバーを変えてからも、飛距離やフェアウエーキープ率は変化していません。

松山の得意であるアイアンとパターに集中するため、神経を使わなくても、安定したティーショットが打てるドライバーを選んだ、ということです。

とは言え、松山効果は絶大で、グレイトビックバーサはファンの間で注目の的になっているそうですが、このクラブはすでに廃番モデルで、中古用品店では値段が急騰し、在庫も無い、ということで、キャロウェイとしては、全く旨みがないそうです。

結局、ライバル社同士のマッチプレーは、痛み分けに終わったということです。

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