本日の例会は、イニシエーションスピーチです。先週東京ロータリークラブの例会にメーキャップに行って覚えて来ました。2月29日東京ロータリークラブのイニシエーションスピーチのスピーカーは、佐々木隆さんと福井俊彦さんでした。佐々木さんは、JTBの会長、福井さんは前日銀総裁です。どちらも超有名人です。
佐々木さんのお話では、関空―香港―ドバイとフライトしたとき、関空―香港はガラガラ、香港―ドバイは満席で、日本発着の国際線がローカル線化している。香港のビクトリア公園の日曜朝の風景。香港にはフィリピン人メイドが約10万人居る。その結果10万人の主婦が社会進出できている。日本の人口に換算すると100万人以上のメイド需要があり、女性の現役復帰が可能か?
この話は素晴らしい気付きを与えてくれたと感激して聞いてきたのですが、日曜日のIMで松井和先生のお話を聞いて、これについては育児と親育ちの観点からもう一度考え直す必要がありと感じています。
福井さんの卓話では「日本経済に対する3つの疑問」と題して
① 国際経済は安定に向かうのか?
② GDP世界2位の座を中国に譲った日本はこのまま衰退していくのか?
③ 原子力エネルギーに関する2つの見解の対立があるか?
内容は近くHPで公開されるので敢えて解説しません。日銀エコノミストらしい素晴らしい内容の講演でした。
茅野ロータリーと東京ロータリーは、その規模でも内容でも大きな違いがありますが、私は茅野ロータリーの方が好きです。全会員の顔と名前と職業ひいてはご家族の顔までが一致したお付き合いが出来る場というのは、やはり素晴らしいものだと感じています。ただ、時折は東京ロータリーのような処も訪れて、刺激を受けることも大事だなと感じた次第です。カルチャーショックの片鱗をお伝えして会長挨拶といたします。
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Last Update:2012年03月07日