お客様
米山奨学生 徐 玲 様
富士見RC 遠藤真人 カウンセラー
富士見RC 細川強 会長
諏訪RC 山崎壮一 様
諏訪東京理科大学経営情報部(学4) 米山奨学生 徐 玲 様
遠藤真人カウンセラー(富士見RC)より紹介
中国瀋陽出身 日本に来て2年間語学の勉強をし、諏訪東京理科大学に入学、この春卒業後、同大学院へ進みます
茅野市で卓話が出来ることを大変嬉しく思います。中国の瀋陽から2006年に本当に荷物一つで日本に来て、親に迷惑をかけたくない為に学費・生活費はアルバイトをしました。今は五味先生の研究室にいます。卒論はこれからの中国は内陸部の時代になると思い「日本企業の中国内陸部地域への進出は可能か」というテーマについて研究しました。
私が生まれた瀋陽は寒いところで、皆さんが知っている満州事変が起こった街で、大連から高速道路で3時間ほど行ったところです。家族は両親と弟の4人でとっても幸せな家族です。2年に1度位しか会えませんが、去年弟を日本に来させる事が出来ました。弟は中国に帰ってからも日本のラーメンが食べたいと言っていました。いつか両親も連れて来たいです。日本に来るのは自分で決めました。中国の歴史で日本は中国を侵略しに来た国と教わり日本を恨んでいましたが、日本が本当はどんな国なのか知りたくなりました。来て一番の印象は、空が青い事、道路が静かな事、そして皆が時間を守る事が素晴らしいと思いました。
将来は日本で就職したいです。どんな仕事でもしたいと思います。なぜなら私はまだ働いた経験が無いので仕事を選ぶ権利は今はまだ無いと思います。ただ一つ「役に立つ仕事」がしたいです。少なくとも日本と中国の架け橋になれればと思います。これまで6年間生きることに必死で勉強・アルバイトしかありませんでしたが、後の2年間は日本の若い人達と交流し、中国の事をもっと話が出来るように(中国の事ももっと勉強したい)なりたいです。視野を広げ、グローバルに行こうと思います。
最後に、皆様に自分がしてきた努力を解っていただき米山奨学生にさせて頂けた事はとても嬉しかったです。
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Last Update:2012年02月22日