7月21日 会長挨拶

 皆さんこんにちは、梅雨が明けて、毎日暑い日が続きます。この時期が熱中症の一番危険な時だそうです皆さんも是非気をつけて頂きたいと思います。いい季節になりましたからゴルファーがこの信州に沢山来る季節になりました。都会の喧騒とうだるような暑さをさけて蓼科高原のさわやかな風の中でゴルフが楽しめる、信州に住むことの良さを満喫できる季節になりました。
 さて、先週は全英オープンがスコットランドの「ゴルフの聖地」セント・アンドリュースで開催されました。歴史も大変古く第1回が1860年です。日本では江戸時代桜田門外の変が起きた年です。このゴルフ場は北緯56度です。日本の知床が44度ですからずいぶん北にあります。また、私たちが常日頃慣れ親しんでいる「アメリカ式」のゴルフ場とは違い「人の手を加えない・自然のままのゴルフ場」ですから長いフェスキュー草のラフとシーサイドリンクス(海岸に立地する場)で開催されることが不文律になっているので、冷たい雨と、海からの強い風が名物です。そんな過酷な条件の中で、石川遼君は-2で27Tの成績でした。世界ランキング1位のタイガーウッズが1打差の23Tですから大変立派な成績でした。もっと立派だと思ったのは彼が他の選手なごやかに談笑したり、BBCのインタビューを英語できちんと受け答えしていました。スポーツ選手にとってプレーもさることながら言葉の壁を乗り越える事がまず第一です。
 本日のお客様奨学生のラ・カン・ヴァンさんやインターアクトの東海第三の生徒さんも、自分が本当にしたいこと、目標を達成するために、言葉の壁を乗り越えて頑張って下さい。


Last Update:2010年07月21日