8月31日 会長挨拶

 本日は4月30日に「ちょいと小粋な演奏会」で、茅野市民館の大ホールを満員盛況にした小川哲男さんにお願いして、「ちょいと小粋な納涼会」を企画していただきました。ロータリーの無理なお願いを快く引き受けていただいて、本当に感謝しています。ありがとうございます。
 小川さんは、昭和2年生まれの現在84歳です。「60年以上この世界に精進したとすると、1年に〇百万円として〇億円以上の授業料を払っている」というのが、演奏会実行委員長の矢崎和広さんの見解です。本日は大師匠にプロデュースしていただいた「ちょいと小粋な納涼会」を、会員と大勢の奥様・皆様で十分に楽しんでいただきたいと思います。
 先日、私は小川さんの東洋精機工業の本社工場を見学させていただきました。経営者として会社の大発展を計る一方で、商工会議所の会頭も務め、今日のような芸事へも力を注ぐお手並みに、心底から感心した次第です。私も是非小川さんを人生の師匠と仰いで、80過ぎまで楽しく充実した人生を送りたいものと願っていますが、今からでは手遅れでしょうか?
 小川さんのお話を伺うと、茅野にも大勢芸者さんがいた時代があり、茅野のお茶屋を支えたのは「天屋の旦那衆」だったということです。茅野クラブには、その「天屋の旦那衆」の末裔が3人いらっしゃいますが、3人ともやはりその血を引いていると納得出来るような気がします。古き良き時代、茅野でもお茶屋遊びが出来た時代を想像しながら、本日その片鱗に触れてみたいと思います。本日は、小川さんのお骨折りで、八王子の置屋「ゆき乃恵」から小太郎さん、菜乃香さん、紫(ゆかり)さんの3人をお迎えしました。小川さんとお弟子の両角美智代さんの三味線も交えて、大いに楽しみましょう!


Last Update:2011年08月31日