9月14日 卓話

中部電力㈱諏訪営業所 所長 三宅正人 様
 生まれは三重です。それから名古屋にいましたが長野県は初めてです。8月に諏訪ロータリークラブに入らせていただきました。この夏の電力は需給状況と浜岡原発の対策について説明させてもらいます。(グラフによる説明)最高気温1度上がると80万KW多く使われます。電力発電のベースは原子力でしたが、今はご存知の様に原子力が停止していますので、石炭・天然ガス・石油火力発電・水力発電により対応しています。
 自動車工業会で木金を振り替えて土日操業して頂いた事で 、最高気温ピークが昨年より低かった事が今年のポイントでした。節電効果として100万KW/1日位皆様にしてもらったようです。この冬も夏同様に厳しくなりますので対策を検証しているところです。
 浜岡原発の地震対策について、福島第一原発の事故に至った経緯・電源が消失してしまった事実からマグニチュード9の震災が起こる事を想定して対策しました。(砂丘堤防、防波壁、建屋浸水防止対策、緊急時対策の多重・多様強化について説明を頂きました。)来週から着手し、来年末までに完成予定です。その後、地元の皆様にご理解していただいた上で、運転開始を目指したいと思います。


Last Update:2011年09月14日