9月19日 会員卓話

「禁煙のススメ」  原田和郎 会員
<タバコの歴史>
 アメリカ大陸の先住民が用いていたタバコは、コロンブスによってヨーロッパに持ち込まれて、驚くべきスピードで世界中に拡がった。
<タバコの有害性>
 タバコの3悪として、一酸化炭素・タール・ニコチンが知られています。
 一酸化炭素は人間が吸い込む中でタバコが最大濃度であり、吸う事により一酸化炭素ヘモグロビンが増加。組織の酸欠。その結果、皮膚の老化・心血管病変の発症となり得ます。
 タールは多くの発癌物質を含んでおり、肺癌・すい臓癌・肝臓癌などを発症させる。
 ニコチンは、ニコチン依存症を発症させ、血栓を生じやすくすることで心筋梗塞・脳梗塞の要因となる。これは受動喫煙でも起きます。
<禁煙のススメ>
 2008年の内服薬バレニクリンの承認から禁煙達成率が飛躍的に伸びています。
 ぜひ一度、肺年齢を測定してみては?


Last Update:2012年09月19日