1625回 会長挨拶

皆さんこんにちは。本日は35周年記念旅行のPRをさせて頂きたいと思います。
先日、旅行日程のアンケートを取らせて頂きました。速報値ですが、10月23日(金)55名、10月24日(土)15名、10月25日(日)15名ということで、10月23日(金)に決定させて頂きたいと思います。人数は追加人員も加えると60名を越える位となりそうです。ご協力有難うございました。
実は、この旅行については今年の1月頃から考えておりまして、今年のテーマは「異なった価値観の共有」ということで、スーパー歌舞伎をイメージしておりました。スーパー歌舞伎は、三代目市川猿之助が昭和61年から始めておりまして、歌舞伎という古い芸能を今日に残すため、宙吊り、早替わり等エンターテイメントの要素を多く取り入れた、娯楽を中心とした現代風歌舞伎です。
そして、特に興味をそそられたのは、演目の「ワンピース」です。この「ワンピース」というのは、少年ジャンプの人気漫画で、コミック本も発行部数が1巻から76巻で合計3億2000万部が発行されておりますが、海外では35以上の国と地域で読まれております。この3億2000万部というのは驚異的で、今年の6月15日にギネス世界記録に認定されております。
おおよその内容ですが、海賊となった少年、モンキー・ルーフィーを主人公として、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求め仲間と旅する海洋冒険ロマンであります。この内容のテーマは2つあり、「ルーフィーの仲間力」という本を出版した関西大学安田雪教授によりますと、仲間の協力により次々と困難を乗り越えていく、横の関係の重要性と確かな人間関係により、組織やリーダーのあり方が読み取れるのだそうです。
なぜこれほど日本及び世界の読者に愛されるかということですが、人気理由ランキングアンケートの回答では、【1位】夢や希望がつまっているから。【2位】仲間との固いきずなに感動するから。【3位】仲間の大切さを教えてくれるから。が上がっていました。
又、本の中には数々の名セリフがあります。今、若者やビジネスマンにうけているのは、①「全身に何百の武器を仕込んでも、腹にくくった『一本の槍』にゃかなわねえこともある。」②「てめぇの正義もさぞ重かろうが、こっちも色々背負ってんだよ。」というセリフだそうです。
歌舞伎という古い伝統芸能の世界に新しい価値観を取り入れた点に大変興味をいだきました。まだ10月の終りのことなので、実感がわきませんが楽しみにして頂きたいと思いました。
どうも有難うございました。DSC03203


Last Update:2015年08月27日