1626回 会長挨拶

皆さんこんにちは。先月になりますが6月14日、15日に、十日町ロータリークラブの会長・幹事・会長エレクト及び理事の皆さんと交流をしてまいりました。こちらからは会長・幹事・副会長の4人で訪問させて頂きました。
皆さんは十日町市をご存知ですか。新潟県の南東部、長野県からは飯山市を抜け栄村から約30分~40分位の所に位置し、豪雪地帯にある人口約55,000人の市です。もう少し有名なのは、魚沼産コシヒカリの中心地帯であります。この市とは縄文つながりがございまして、今から約4,500年前の火焔型土器(これは国宝でありますが)を所有している市であります。 この市のロータリークラブと交流をした理由は2つありまして、1つは同じ縄文国宝土器・土偶を有する市として、現在行政レベルで交流が始まっているということです。
十日町市の市長さん(関口市長といいますが)、昨年茅野市に来ておられ、又、部課長クラスの来訪も行われている所です。
両市の交流目的として、十日町市は先に述べました、火焔型土器を東京オリンピックの聖火台に採用してもらいたいということで運動を起こしておりますし、茅野市としましては国宝土偶を2体も持つ都市として、縄文サミットの第1回開催をこの茅野市で行ないたいという意向を持っております。私たちロータリークラブのメンバーである柳平市長さんの、「行政レベルだけでなく民間レベルでの交流を是非進めてもらいたい」との意向もございました。
2つ目の理由は、我が茅野ロータリークラブの副会長の福島さんの、前の前の赴任地が十日町市であり、心血をそそいで作り上げた当間(アテマ)高原リゾートの視察も兼ねて行ないました。当間リゾートは全面積510haと広大な敷地を有しており、素晴らしいゴルフ場も完備しております。私たちは日曜日と月曜日に滞在しましたが、お客は絶えることなく大勢の人がリゾートを満喫しておりました。 是非、高原都市に住む私たちも、リゾートのあり方について勉強しなければならないのではと感じた所です。
私たちと似た縄文人ですので、縄文のビーナスと仮面の女神のレプリカを土産として差し上げた所、大変喜んで頂きました。今後も何かの機会に交流し、お互いの街づくりについて勉強になればと考えております。
尚、十日町ロータリークラブは創立60周年を迎えたということで大変キャリアのあるクラブです。個人的ではありますが、来年の御柱祭には、会長・幹事・会長エレクト・副会長をお呼びし、その時お世話を頂きました博物館の館長さんもご招待したいと考えております。皆さんも、おもてなしの程宜しくお願い致します。

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Last Update:2015年08月28日