小海 昌訓 会員
日常からはちょっと縁遠い紋についてお話させていただきます。紋は平安時代より動植物や天文、器、文字などの形をとって衣服や調度品、武具などに付け持ち主を明らかにしたのが始まりです。江戸時代になると武家の家柄を表すものとして発達、やがて一般庶民の間でも装飾的に紋が使われるようになり、礼服に紋を付けるという明治以降のしきたりが、現在でもそのまま受け継がれているそうです。
最後に小海呉服店は、息子さんが二代目を継いでくださるそうでとても嬉しいお話でした。
面高 信平 会員
肌の色の違いについてということで白人、黒人、黄色人種というように肌の色は様々でありますが、人間はチンパンジーから進化をしていったといわれており、そのチンパンジーの毛の下の肌の色は白色です。人類に最も近いホモサピエンスになってくると徐々に毛が少なくなってきて、その後サバンナ地帯のような熱いところで生活するようになると、体温調節をするのに発汗作用を促進させるためさらに毛が少なくなり、現在では脳など大事なところを守るために頭髪などの一部が残るだけとなりました。また、生物にとって毒である紫外線から肌を守るために肌の色素が適応変化して、遺伝子的にも徐々に進化あるいは退化といえるかもしれませんが、その地域の自然環境に適応していったものだそうです。元をたどれば人類皆兄弟といえるのでしょうか。
藤森 千憲 会員
アルコールにまつわるお話をさせていただきます。お正月・お盆などよく親戚一同が集まり飲む機会が子どもの頃から多くあり、小学3年生の頃だと思いますが大人の皆さんがベロベロに酔ったあとに、残ったお酒を味見したのが最初と記憶しています。そのときタバコもちょっと試してみましたが「まずい」ということが解り、それ以来タバコは一度も吸ったことはありません。多くの方が経験されると思いますが、高校生のとき追い出しコンパで日本酒を飲みすぎて、外に出て月がきれいだなあと眺めたところまでは記憶にあったのですが、翌日の朝に中学のときの同級生の家で他にもふたりの友達がいて、朝食を食べていたのに自分だけは具合が悪くて、朝食も口にするどころか吐いていたという苦い思い出があり、医者になってからは二日酔いで仕事はしたことはありません。
と貴重な体験談をお話しいただきました。
小海会員、面高会員、藤森会員、卓話有難うございました。
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Last Update:2011年02月02日