7月7日 篠原敏会長挨拶


 皆さんこんにちは!いよいよ始まったと実感致します。1401回の例会のご挨拶をさせて頂きます。何よりも先ずは、この1年のロータリークラブ活動が会員の皆様にとりまして「夢」と「ロマン」に満ち溢れた、「ワクワク」して参加出来るものになりますように誠心誠意頑張っていきたいと思います。これから1年間どうぞ宜しくお願い致します。
 さて、今話題はWカップ、大相撲野球賭博に端を発した不祥事、参議院選挙です。Wカップはどの試合を見ても、さすがに世界の頂点を目指す一流選手のプレイは素晴らしくて、まるで、ボールが足に吸い付く様であります。特に岡田監督は世間のバッシングに屈しない冷静沈着な指揮はリーダーシップのお手本であります。また、日本代表の選手の爽やかさと連帯感は全国民に感動を与えてくれました。心から感謝したいと思います。
 ところが、同じスポーツでも大相撲は琴光喜、大嶽親方等の処分の一部始終を見ても、特に代表たる武藏川理事長の記者会見は最悪でした。全く反省の色が見えないその姿に怒りを覚えたのは私だけではなかったと思います。権威有る早稲田大学特命教授伊藤滋委員長の調査委員会を開催し、元東京高検検事長の村山弘義氏理事長代行にして形だけ改革の様相を繕っても国民の声を押さえる事は出来ませんでした。さすがに、大相撲の中継をNHKが放映を取りやめる事によって大相撲関係者も事の重大さに気が付き、改革せざるをえなくなりました。全国津々浦々においでになる、特にお年寄りのファンの皆様は大変残念に思われる事でしょうが仕方ない事でしょう。
 古来より、海運港湾の作業、土木建設の現場のように争い事のある場面には怖い取り纏め役が必要でしたし、興業関係には「黒い影」が付き物でした。しかし、各種業界はじめ芸能界、スポーツ界はそれを排除するべく業界が常に努力して来ました。たまたま、地方巡業があり「たにまち」がある大相撲がどうしても取り残された恰好になってしまいました。 
 時代の要請に従い、自ら変わろうとする努力は常に必要です。我々の茅野ロータリークラブも同じ事が言えます。30周年の記念式典では地域の皆さん、諏訪グループのロータリアンを前にしてクラブとして胸を張って誇れるものを探す必要があります。また、志を同じくする仲間づくりをする時に、自信を持って語れるものが欲しいわけです。ロータリアンとして、個人の職業奉仕は当然の事でありますが、是非茅野ロータリークラブとしての地域の皆さんから支持される奉仕活動を全メンバー総意の元、創り出して行く事が必要です。
 本当に慣れない事で、私自身が一番自信がありません。どうぞ温かいご助言をお願い致します。


Last Update:2010年07月07日