10月3日 卓話

「介護について」 池田輝明 会員
「明日は我が身か、介護する方される方」
 今週は池田先生による介護が必要になった時に困らないように基本的な知識について卓話をしていただきました。

 もし寝たきりになったり、認知症になってしまい、介護が必要になって、家庭で生活するのが困難になってきた時に、相談をして色々なサービスを受けて家族も本人も安心して生活が出来るようにしていきましょう。
●サービスを受けるためには介護認定が必要で、行政に申請をする必要があります。申請主義の為、必要な方から申請が無いと受けられません。
●自宅で療養しながらサービスを受ける為にケアマネージャーの助けが必要です。専用のケアマネージャーと相談する事が最初のステップです。
●ケアプランを立てて、月の計画に基づいてサービスを利用します。介護認定:要介護度1(165,800円)~要介護度5(358,300円)まで認定度によってサービスを受けられます。
●介護施設に入るには施設に申し込む必要があります。施設に応じて申込方法が異なります。
●サービスの内容について細かい情報を得て判断することが大切です。受けられる限度額の中で、どのようなサービスが必要か、ケアマネージャーとよく相談しながら進めていきます。
 また、ご自分で知識を獲得することも大切ですが、専門的な知識が必要ですので、近くに介護の制度についてよく知っている人と友達になるのがお勧めです。
 認知症にならず、健康的な生活を送るためには節度をもった生活がお勧めです。適度な運動、食事はほどほど、くよくよせず、人との関係を大切にすると良いようです。

 池田先生、興味深いお話しありがとうございました。本当にいつやって来るかわからない介護。茅野ロータリー会員の平均年齢が約65歳です。いつ自分がその立場になるかわからない年代に差し掛かっています。今日の卓話を機会に、奥様・子供も交えて話してみるのもいいかと思います。また折をみて脳ドックを受けてみるのも必要かなと感じました。


Last Update:2012年10月03日