今日は寝不足で意識朦朧としています。早朝、2時頃から4時過ぎまで女子のノーマルヒル・ジャンプを応援していましたが、期待の高梨沙羅選手は惜しくも4位でメダルを逃してしまいました。しかし初めてのオリンピックで伊藤有希選手が7位と2人が入賞した事は立派だと思います。私も含め寝不足覚悟で応援していた人たちは、メダルに届かなかった事は本当に残念な気持ちだろうと思いました。昨年は19勝という最多記録を持ち、最高記録141mの彼女がメダルを取れないなんて誰も想像していなかったことだと思います。
私なりに彼女が4位で終わってしまったのか、考えてみました。恐らく、色々なプレッシャーがあったと思いますが、まず第一番目に考えられるのは一年に何十回と開催されるジャンプの大会と違い、オリンピックは一発勝負で次回は4年後だという事。二番目に考えられるのは、金メダルが「ほぼ確定」という様なマスコミや我々国民の期待が相当大きなプレッシャーだった。最後にジャンプ競技そのものを良く考えてみると本当に一発勝負で、他の競技に比べると数秒単位で結果が出るという事です。陸上の100mも競技時間は数秒代の競技ですが、ジャンプと違うところはスタートのタイミングさえ合えば後は自分の足で走るという事です。ジャンプの場合、いったん滑り出したら後はスキー任せで、タイミング良く空中に飛び出して、降りるタイミングを見てテレマークを出す。これらの動作を数秒間で行うという事で、17歳の高校生が初めてオリンピックという大舞台で本当によく頑張ったと褒めてあげたいと思いました。
次回のオリンピックは21歳 頑張れ「沙羅ちゃん」。現在日本のメダル獲得数は2個ですが、メダルは結果なので意識せずに、存分にオリンピックを楽しんでくださいと思いました。
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Last Update:2014年02月12日