3月21日 卓話

八十二銀行 茅野支店 支店長 山岸和彦 様

 まず始めに自己紹介をされ、須坂市の出身で現在自宅は長野市にあり、母が岡谷市出身のため岡谷病院で生まれたとのこと。茅野市にも何軒か親戚があり、小さい頃茅野市には何度か来たことがあるそうです。また、銀行に入ってから諏訪方面への勤務はなかったが、今年50才になり、このたび初めて諏訪方面、それも茅野に勤務と言うことでやる気満々でお仕事をされているそうです。
 更に、柳沢会長が会長挨拶で話された「お金をどんどん循環してほしい」と言うことについて言及され、次のように述べられました。
 「私もそのつもりやっておりますが、最近は貸し渋りと言うより借り渋りの方が多くてなかなか借りてくれない方が多い。しかし、そこは何とか必要な場合は言っていただければご融資させていただきます。ぜひ茅野の経済が潤っていただければと思います。」
 そのあと本日の主題であるお話しに入りました。最近の長野県経済の動向(2011年12月、2012年1月)について、地元の経済を分析している長野経済研究所と、マーケットを担当している銀行本部の金融市場部等で作成した資料に基づき、以下のようにお話しされました。
 まず概要としては、足踏み状態である。生産は弱含みで推移している。個人消費では、大型小売、乗用車販売共に4ヶ月連続で前年水準を上回る。公共投資については、公共工事保証請負額は2ヶ月連続で前年水準を下回る。住宅投資では新設住宅着工戸数は5ヶ月ぶりに前年水準を上回る。雇用については、有効求人倍率は改善傾向で推移している。更に長野県の産業天気図と題して、県内主要15業種の現況と見通しについてお話しされました。
山岸さん、お忙しい中本当にありがとうございました。


Last Update:2012年03月21日