「東日本大震災の教訓としてコンピュータ・ITを活かすことについて」
桑澤 一郎 会員
東日本大震災では津波により家ごと流されるという被害で多くの方々が被災され、その瓦礫の中から家族にとって一番大切な思い出であるアルバムを探し出して、本当に心の拠り所を見出せて、わずかな明日への希望と喜びを感じている姿をニュースで何度も見ましたが、今後どのようにして大切なものを守れば良いのかと考えると、情報や記録はデジタル化されることによりアルバムが消え、フロッピーディスクなどに保存されるようになりました。
さらにグーグルなどが行うクラウドサービスに情報データをアップすることで、世界中に張り巡らされたコンピュータネットワークシステムの各サーバーに情報データが保管されることで、例え日本が沈没してしまうような惨事が起こっても、他の国々のコンピュータに同一の情報が保存されているのですぐに復元が可能であります。ということで第三者により担保されているもの、例えばお金や情報などが一番安全なのかも知れませんね。
「お魚の新鮮さと流通について」
唐木 正文 会員
皆さんはお魚が産地直送などと聞くと昨日獲れたものが今日店先に並んでいるように思われているかも知れませんが、実は漁の仕方には2通りあり、夜出漁して朝帰港し市場のセリに出す場合と、朝出漁して夜帰港して翌日の朝に市場のセリに出す場合があり、そこで1日。その後陸送され各地方市場にてまたセリにかけられ1日。そして翌日スーパーや魚屋さんの店先に並ぶ、あるいは料理店で供されるということで、少なくとも獲れてから3乃至4日後に食することになります。ということで本当に獲れたて新鮮な魚を召し上がりたいときは、漁港周辺の料理店(食堂)か「和食から木」に食べたい魚をご予約していただくのがよろしいのではないでしょうか。
桑澤会員、唐木会員、貴重なお話本当に有難うございました。
こちらの記事も一緒に読まれております。
Last Update:2011年04月20日