3月10日会長挨拶

今月は国際交流月間です、本日の例会卓話はメキシコ生まれでアメリカ育ち、現在は茅野東部中学校の英語教師をしている「オマール
ぺニャピニャ」さんに自国や子供たちの楽しいお話をお聞きしたいと思います。
 さて、皆さんは今までにいくつの国に仕事または旅行で訪問したでしょうか、私も結構何度も海外に出かけるのですが意外と訪れた国は少ないですね、回数は多いのですが同じ国へのリピートが多くほとんどが隣国の韓国です、仕事でアジアの国の訪問も中国、シンガポール、インドネシアとそれぞれ数回訪問しましたがそれぞれの国に色んなエピソードがあります、特に強烈な印象が残っている国はインドネシアです、何度かアジアの途上国に行くと公安関係の金にまつわる話を聞きますが、まさにその状況に遭遇しました。
 シンガポールから船でインドネシアのバタム島に入国したのですが入国の際に入管を通り過ぎようとした時突然「ヘイ、ユー、ストップ」の声、それまで検査員は仕事していないのではないかと思うような状況でしたが突然私の中に緊張が走りました。
 「かばんの中身は何ですか開けなさい」その時は日本企業の海外事業所に納期遅れのため直接届ける、いわゆるハンドキャリーでかなり重い金型を届ける途中ですからここで取り上げられては非常に困る、何とかしなければとの思いで必死でした、交渉は一時間におよび正規にインボイスを取得してあるにもかかわらず、そんなこととは関係なく50ドル払うこととなったのです、たぶん関係者5人で分けたのかなと最後の「サンキュー」感じました。
 2度目に行ったときもその検査官でしたが笑ってこちらを指差し「ハロー」でした、後からわかったことですが半袖の下の筋肉を見て重いものを運んでいることがわかるとのこと、なるほどと思ったところです、これから皆さんも色んな国に行くと思います、私もメキシコに行ってみたいと思いますがくれぐれもお気をつけて外国人と良いコミュニケーションをとっていただきたいと思います。


Last Update:2010年03月10日